
修練施設群申請


【施設群申請】
新たに施設群を形成する場合には、施設群申請を行ってください。
申請は、毎年秋に受け付けております。
修練施設群条件
- 1)先天性心疾患、2)成人心疾患、胸部大血管疾患、3)腹部・末梢血管疾患、4)血管内治療の4領域の手術経験を求めていますので、4領域を研修できる施設群としてください。なお、各領域のminimum requirementはそれぞれ10例の手術経験(術者、助手を問わない)としています。
- 施設群全体で年間500例以上のNCD登録心臓血管外科手術を行っていることを条件とします。各連携施設が貴施設以外の修練施設群に所属する場合にも、症例数を按分する必要はありませんので、全症例提出してダブルカウント、トリプルカウントでも構いません。
- 専攻医2人に対して専門医が1人以上勤務している体制としてください。
- 施設群内に複数の基幹施設があることは問題ありませんが、その一つを修練統括施設としてください。修練統括施設には複数の修練指導者が常勤していることが必須です。うち1名を修練統括責任者(カリキュラムディレクター)に指定いただきますが、院内で心臓外科、血管外科、小児心臓外科が独立している場合等で、それぞれの領域の基幹施設要件を満たしている場合、各領域の修練指導者を領域別に統括責任者とすることができます。
- 関連施設だけでは修練施設群は作れません。上述の通り、複数の修練指導者が常勤する基幹施設が施設群のなかにあり、修練統括施設とならなければ施設群は形成できません。
- Quality managementのチェックリストについて
本年度から、修練統括施設には、修練施設群に所属する施設、ならびに協力施設として登録された施設のquality managementを実施することを求めます。
心臓・胸部大血管領域ならびに先天性領域の施設につきましては、各施設の修練責任者(協力施設においてはJCVSDにアクセス出来る責任医師)に依頼し、NCDのフィードバック機能を用いて、領域別死亡率のO/E比データを個別に提出していただいてください。O/E比が2を超える施設があった場合は、修練統括施設と連携施設合同でM&Mカンファレンスを実施してください。
また、患者さんの意思決定プロセスにおいては、Japan SCOREやJCCVSDのリスク評価、CLiTICAL(CLTIのリスク評価)を用いてリスク評価を行い説明するよう、各施設にご指導ください。
【施設群確認】
修練施設群の連携状況について年に一度(例年秋頃)確認を行っております。
施設群に所属する認定修練施設と登録された協力施設のご確認をお願いいたします。
施設確認については、修練統括責任者へご案内をお送りいたします。
確認事項
- 施設群に所属する認定修練施設と施設に登録された協力施設の確認いたします
- 修練責任者が変更となっている場合は、修練指導者の写しを提出して下さい
- 修練施設群への所属を取り消す施設がある場合は、別途「取り消し届」を提出して下さい
※協力施設への登録は、施設群確認時に統括施設から行ってください

