
認定修練施設認定基準
(認定修練施設)
- 認定修練施設は、基幹施設と関連施設からなる。
- 修練指導者が1名以上常勤していること。
- NCDに症例登録を行っている施設であること。
- (基幹施設)心臓血管外科手術が3年間平均して100例/年以上あり、(1)または(2)を満たすこと。
- (1)心臓・胸部大血管手術を年間40例以上行っていること。(心臓・大血管領域での基幹施設認定)
- (2)大動脈(グループ1)、末梢動脈(グループ2)、静脈・その他(グループ3)の全てのグループの手術を年間20例以上行っており、かつ下腿3分枝以下への血行再建術を複数有すること。(血管外科領域での基幹施設認定)
- (関連施設)心臓血管外科手術が50/年以上あり、(1)または(2)を満たすこと。
- (1)心臓・胸部大血管手術を年間40例以上行っていること。(心臓・大血管領域での関連施設認定)
- (2)大動脈+末梢動脈(グループ1+グループ2)、静脈・その他(グループ3)のどちらかを年間20例以上行っていること。(血管外科領域での関連施設認定)
- *更新申請の場合は申請直前の3年間の平均が50例/年以上あること。
- (基幹施設)心臓血管外科手術が3年間平均して100例/年以上あり、(1)または(2)を満たすこと。
- 基幹施設は心臓血管外科専門医修練カリキュラムを有すること。関連施設は基幹施設の長からの推薦があり、基幹施設の責任者のもとに行われるカリキュラムに従うこと。
- 認定修練施設は構成3学会が行う学術調査に積極的に協力すること。
- 施設内で医療安全研修等が行われており、積極的に修練医を参加させていること。
- 臨床工学技士が2名以上常勤していること。うち1名以上は、体外循環技術認定士であること。
(心臓・大血管領域での認定施設では体外循環技術認定士がいることが必須。) - 心臓血管外科専門医認定機構が必要と判断した医療の質改善事業に協力すること
*カリキュラム内容の判定は心臓血管外科専門医認定機構が行う。
*原則として手術の内容は手術術式難易度表(A)(B)(C)にあげられているものとする。
*血管外科手術グループ分類
心臓血管外科専門医新規申請のカウント方法
- 申請前々年に心臓・胸部大血管手術が40例に満たない修練施設で行った申請前年までの心臓・胸部大血管NCDデータは心臓血管外科専門医申請の際に手術経験に算入できません。
- 申請前々年に行った血管外科分野で、大動脈+末梢動脈(グループ1+グループ2)、静脈・その他(グループ3)手術がそれぞれ20例に満たない修練施設で行った申請前年までのNCDデータは心臓血管外科専門医申請の際に手術経験に算入できません。
